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新型コロナウイルスから、今一度感染について考え直すべき

[2020.04.01]

本記事は、由利院長が、ライターの神出優子(じんでゆうこ)さんにインタビューを受けた記事を掲載しています。

医療体制のあり方について―

当クリニックでは今までどおり、めまい・耳鳴り・難聴・耳管・顔面神経・いびき・喘息・アトピーに特化した専門治療を行っているクリニックでありますので、院内感染予防のため開院以来、インフルエンザに対する予防接種、検査、治療は行っておりません。そのため、新型ウイルスの診断、治療も行っていません。あらためてご了承いただければと思います。

昨今世界中を震撼させている新型コロナウイルス。連日報道でも死亡者数の推移を固唾を飲んで見守る日々ではありますが、新型コロナウイルスに限らず今あらためて院内感染をはじめとした医療体制側の課題について「国立谷保 めまい・耳鳴り・難聴・耳管・顔面神経・いびき・喘息・アトピーDr.YellowClinic」院長の由利直樹先生にお話をお伺いします。

正しい情報を得て感染対策を万全にするという構造は今までと何ら変わらない

神出:

由利:今後収束が見込まれる事態になったとしても決してあなどることはできないと思います。それは今までの私たち人類が経験してきた結核やマイコプラズマ、インフルエンザウイルスに対しても注意を払うべきです。

神出:患者さんを守るべき立場にある医療現場は、より厳格な対策が求められていると思いますが、例えば先生のクリニックではどのような部分に特に気をつけられていますか?

由利:当院では、新型コロナウイルスについて取り沙汰される前、開院以来、院内感染防止策を取ってまいりました。例えば当院ではポリッツェル球(鼻汁を吸引・送気する器具)を基本使いません。使う場合においてもお一人に1つ使用後はその全体を消毒しています。他者からの感染だけでなく、膿性鼻漏のコントロールが完了していないと、小児の鼻にある細菌を風圧で耳に押し込むことになり、中耳炎を引き起こしかねません。

神出:患者目線ではとても気づけない細部にわたるまで安全対策がなされているというのは大変ありがたいことです。

由利:もうひとつ事例を挙げましょう。例えば、患者さんの喉の奥を観察する際には、医学の教科書どおりのやり方では患者さんの舌を軽く引っ張って診ます。舌に直接的に触れると当たり前のことですが患者さんの唾液がべったりとつくことにもなります。たとえその都度手を洗っていたとしても、他の患者さんに対して同じように診察していれば感染リスクは高まる一方です。舌を引っ張るやり方は教科書的には正しい方法ではありますが、実際には患者さんが力を入れてしまうとその力によって舌の裏側が切れてしまう危険も考えられます。

神出:今回はとても考えさせられるテーマでした。ウイルスや感染症対策にはこれからも引き続き、一人一人が地道に意識高く取り組んでいくしか道はないと考えます。正しい知識を持って正しく対策する重要性をあらためて感じました。

由利:これは完全に余談ですが、先日東京MXテレビの『バラいろダンディ』に出演させていただいた際に、出演者の方々に番組終了後すぐに使っていただけるように鼻うがいのキットセットを持参させていただきました。新型コロナウィルスが大問題となっている時期に医療従事者がTVに出演する以上、白衣を着て医者だとアピールするより、本来ならばマスクをするべきだと思いました。

神出:なるほど。鼻うがいキットは出演者のみなさんも喜ばれたのではないでしょうか。

由利:あと、出演が決まる前から散髪になかなか行けていないのが個人的な悩みだったのですが、自分が医療ドラマに出ている伊藤英明さんを見て、家にあるバリカンでつい坊主にしてしまったのですが、妻に“伊藤英明さんに憧れて“と勘違いされて息切れするほど大笑いされたという裏話もあります(笑)。まずニット帽を選び、ニット帽に合う服装を選び、新型コロナウイルスで暗くなっている世の中が少しでも明るくするような派手な装いをしました。

 

インタビュワー:神出優子(編集ライター)

出版社勤務を経て、雑誌やWEBをはじめとするさまざまな媒体で執筆活動や企画編集を行うフリーライター。近年は特に医療分野で活躍する人物を中心に年間100本以上のインタビュー記事を執筆している。

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